聖書 学院

日曜・水曜に投稿

【"優柔不断”な人へ】〜勇気の話〜

ーGet busy living, or get busy dyingー
「一生懸命生きるか、一生懸命死ぬかだ」


これはショーシャンクの空にという映画のセリフです。

友人が以前「世の中にはたくさん格言やベストセラー本が出回っているのに、何100万部売れようと人は変わらないよね」と言っていました。

確かにそうだなと感じる。

それは何故なのか?
【勇気】がないからだとワタシは考える。それでは【勇気】はどうすれば湧いてくるのか。

答えは「半分有って、半分無い」と思う。
「不安」は一生無くなりません。

なぜなら、遺伝子レベルで組み込まれたデフォルトのシステムだからです。
なので、「不安じゃない、不安じゃない」

「俺なら大丈夫」「私なら大丈夫」と自己暗示とか理由づけしてもぜったい無理です。絶対。

なので「第二次脳【哺乳類的脳機能】さん本日もお勤めご苦労さまです」とそれはそれとして、

淡々と自分の「直観」が導き出した選択の方へ「1歩、また1歩」と進んでいくのみだと思います。不安だろうがなんだろうが。

人間の初期設定は2024年現在も昔と変わらず「原始的なまま」だと私は考えています。

自分の感情を疑い、本能に付随する様々な作用の発生機序を理解し先読みし、先廻りする。

そして、肉の判断だけではなく、理性的判断により最終的な舵取りをする。

初期設定はいつだって損得を考えます。
なので「損得を考えるな」は無理です。
「マイナスなことを考えずにポジティブになろう!!」は無理です。

初期設定が弾き出すのはいつだって【失敗しないこと】

成功ではないんです。【失敗しないこと】

脳の初期設定にとっての「成功」=「失敗しないこと」だから。

何故なら、脳が見てきた人間の長い歴史は【失敗は死に直結してきたから】だと思います。

今の様な医療なんてものは当然無い。ここ200〜300年の話ではないです。
何千年の歴史の話です。

「そんな前から遡ってどうするんだよ、、」 って思いますか?
では何故こんな「性欲」なるもの食欲・睡眠欲に引けを取らない求心力を今尚持っているのだろうか。

ここ100〜200年の様に生後〜乳幼児期における生存確率が高くなかった長い歴史があるからでは無いか?

そもそも哺乳類的に言えば、出来るだけ複数の自分とは違う遺伝子を有した異性と子孫を繁栄する為。etc...

つまり、人間の脳の設定は「令和6年現在の常識に照準を合わせているわけでは無いよ」ということです。

あなたにとっての本当の得とはなんですか?
私は死ぬ時に「この人生悪くは無かった」と思える事です。

ーGet busy living, or get busy dyingー
「一生懸命生きる」ということは、
「一生懸命死ぬ事」に他ならないのかもしれません。

あなたは「悪くない人生だった」と思える人生を歩んでいますか?