聖書 学院

日曜・水曜に投稿

【“幸せ”ってなに?】〜名著で学ぶ哲学〜

はじめに

「幸せ」ってなんだろう?
誰もが1度は考えたことがある問いだと思います。

そこで今回のテーマ【幸福とは】
いってみよー🚗

 

明日が「待ち遠しい」

 

(1)毎日、欣然(きんぜん)として自分の運命に従いうるものは、幸福である。(2)毎晩、眠りにつく際に、明朝また目ざめることを喜びうるものは、幸福である。
ヒルティ『幸福論』より

【幸せとは何か?】ー永遠のテーマーの1つです。

実は「世界3大幸福論」といわれる傑作3選があります。

「アラン、ヒルティ、ラッセル」
この御三家です。
上記2つ、私なりに解説します。

(1)

人生は全て次の「2つ」から成り立っている。
「したいけど、できない」
「できるけど、したくない」
ドイツの詩人 ゲーテ

全部とは言いません。ただ、この「したいけど、できない」の「できない」
can't(不可能)とはちょっと違うと思いませんか?

あの人と付き合いたいなー、マンガ家になりたいなぁ、お金持ちになりたいなetc..
いわゆる「夢」と呼ばれてるもの。

「夢」が難しい理由は、代償にするものが大きい&願い通りならなかったら?という不安
その結果、【”現実”を見て諦める】という流れが多いのかなと思う。

ただ、だからと言って「できるけど、したくない」という“不本意な世界”に身を投じることを選ぶ理由が私には1ミリもわからない。

つまり、「”根拠”も”因果”も取っ払った選択の先にのみ”幸福な人生”がありますよ」ということ。可能・不可能はきいてない。
これが「真・リア充」になる方法論です笑🎈

ここについての話は前回記事「しなきゃ」でも触れてます。

dadera.hatenablog.com

(2)
読んで字の如く!笑

キング・オブ・解説放棄 ですがw
この1文は「簡潔かつ重厚」で、私の記憶にそのまんま刻まれました。

なにより「言い訳」が効かない幸せメーターだなと思います。是非。

不幸=暇

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先に働いていない休息は、食欲のない食事と同じく楽しみのないものだ。

最も愉快な、最も報いられることの多い、その上最も安価な、最もよい時間消費法は、常に仕事である。

ヒルティ『幸福論』より

大人よ。休日、嬉しいですよね?
子どもたち。夏休み、楽しいよね?

そんな誰もが「DREAMS COME TRUE」(ドリカム)になってしまう「お休み」

なんですが、、
「家でゴロゴロしてるくらい”精神”に苦痛を与えるものはありませんよ」とここでは言っています。

確かに、あんなに待ち遠しい「夏休み」も後半になると「学校始まんないかなー」なんて思っていた人、少なくなかったのでは無いかなと思います。

※学校が嫌な場所だった人はまた勝手が違いますが。これは一例です。

「退屈」は人を不幸にする。
なので、人間は退屈を嫌がります。
そんな人間の「退屈つぶし」を利用しているサービスがSNSyoutube

ついつい見てしまい、「時間を無駄にしてしまったな」と思ったことがあれば、

今1度ー生活のクセーを俯瞰的に見てみるのもアリかも知れませんね。(便利って時にむずかしいよね🤔)

ちなみに

「あなたは6日間は働き、7日目には休まなければならない。」

旧約聖書 出エジプト記34章21節

聖書もこの事を言っているのかも知れないなと感じます。

おわりに

「幸せ」の定義は人それぞれ。正解はないと思います。
だからといって、「そこに法則が無いのか」と言えばそうでも無いと思うんです。

【それを考えるのが"哲学”ですね📚】

「惰性で見てるyoutube」「暇つぶしのYahooニュース」「InstagramTwitter」etc...

ーあと1年でアナタは死にますー
もしそうなった時に、自分が取るだろう行動。それがー幸せーに繋がると私は思っています。

「未来」という【あるかどうかもわからない】「不確定要素」になにが出来るというのか?

「今」というこの瞬間を懸命に生きた者のみが得られる報酬=幸せ
そう解釈しています。

「今の自分」 は 「あの日の自分の未来」です。
その瞬間の連続。

「幸せ」になるのも、楽じゃないねぇ〜。